音大生のガクチカをつくるための3つのステップ

音大生の就職活動をサポートする中で、『学生時代に力を入れたもの=ガクチカ』の作成 に手こずる/記載が進まないというケースに多く出会います。

「私は大したことやっていない…」
「つまらないものができあがってしまう…」
「他の人とかぶってしまっているので悩む…」

悩みは深いと思いますが、みなさんがやっている音楽活動はご自身が考えているよりもずっと価値があります。そもそも歌や楽器を演奏できるという人は音大にはたくさんいますが、社会にでるとそんな特殊技術を持っている人は滅多にいません。

企業は 「学生がその会社で活躍できるか判断するため」 ガクチカを確認します。物語の希少さよりも、みなさんがその音楽活動でのハードルをどのように乗り越えたのかを聞きたいのです。

だから「大したことない」「つまらない」「かぶっている」でも大丈夫。それよりも自分らしさをだせるガクチカを作成してみましょう。

ガクチカをつくるための3つのポイント

ガクチカをつくるために下記実践してみましょう。

まずは書いてみる

あなたの強み(アピールポイント)を素直に書きましょう。最初から素晴らしいもものつくれません。書く→直すのステップを繰り返すことが大切です。(仮)で構いませんので、まずは書いてみましょう

真実を書く

魅力的に記載する事も大事ですが、本来の自分とはかけ離れたものを書いてもボロが出ますし、仮に採用が決まった後に困るのは自分です。

わかりやすく書く

いくらエピソードが素晴らしくても伝わらなければ意味がありま せん。事実をもとに物語風に語れるようにしましょう。

音大生のガクチカ例

これまでミュージックコンパスで支援してきた音大生たちのガクチカには、下記のようなテーマがありました。音大ではありきたりかもしれませんが、こんなネタで立派なガクチカを作ることができるのです。

合唱団の伴奏を行なった
チャリティで毎年演奏している
学園祭での企画を中心となって進めた
毎日○時間練習するために分刻みのスケジュールを立てている
自分がリーダーとなってアンサンブルメンバーを集めた
演奏先からの依頼に応えるために曲目を大幅に増やした
先生に依頼された飲み会をスムーズにやりとげた
門下生のとりまとめ
師匠の演奏会についていき、…など

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