「音楽の先生をやりたい」、「就職活動をしたい」、「留学をしたい」等やりたい事が決まったら何からとりかかればよいのでしょうか。
考えを見える化して、更に考えを深めていくとともに行動に移しましょう。
成し遂げたい事を現実にするためのとても簡単、かつパワフルなツール「9ブロック」を紹介します。
9ブロックのつくりかた
1.9×9のマスを作ります。
2.真ん中に「自分の成し遂げたいこと」を書きます。
3.成し遂げたい事を実現するために必要な事を周りの8マスに記載します。
直観的に閃いた事を単語でも、文章でも構わないのでとにかくマスを埋めていきます。
これだけです。嘘のような話ですが、人間は空白があると埋めたくなる習性があるため、
正方形のマスをつくり、その周りを埋めていく過程で新しい行動のアイディアも閃きます。
例えば音楽の先生になるという成し遂げたいことを実現するための9ブロックの例は下記になります。
音楽教室の先生になるために、下記8つやるべきことがでてきました。
・人脈づくり(ここでは生徒や、生徒をわけてくれる先生があたる)
・資金計画(売上やコストの計画)
・指導方法を学ぶ
・先輩に音楽教室の見学をお願いする
・ソルフェージュを教えられるように学びなおす
・音楽教室の物件探し
・教室のウリを見つける
・師匠に相談
8つにしぼりきれない場合は、ワクの外でもよいので、頭に浮かんできたものをまずは書ききりましょう。
9ブロックを広げる
上記のとおり、成し遂げたいことを叶えるための行動が8つ(もしくはそれ以上)決まったら、今度はその8つの行動のために何をすればよいのかを新しい9ブロックをつくり、広げていきます。
例えば人脈づくりだと下記のような感じになると思います。
こちらの例ですと、人脈を広げるために下記8つの行動が必要という事がわかりました。
・先生に会う
・学生課に相談してみる
・門下生の懇親会に行ってみる
・学外のコンサートに行ってみる
・ピアノサークルに行ってみる
・ピアノの講習会に行ってみる
・〇〇先輩に会う
・ピアノ教室セミナーに行ってみる
他にも音楽教室をやるために生徒を集めるための人脈づくりのやり方はたくさんあると思います。
あとはとにかく実行しよう
9ブロックで行動計画をたてたら、書いた事を地道にやっていきましょう。
やるべき事にはルーティン(定期的)でやる事と期日を決めてやりきる事にわけると行動に移しやすくなります。
・門下生の懇親会に行ってみるのは月1で行く(ルーティン行動)
・例えば、学生課に相談するのは12/15までに実施する。(期日行動)
簡単、かつパワフルなツール「9ブロック」は活用できそうでしょうか。
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