・音大卒業後にピアノの先生になることを視野にいれているけど情報がない…。
・ピアノの先生になるために何をすればいいの?
・音楽を”教える”ことをどうやって学べばよいの?
こんな不安や気がかりをもつ音大生は多いと思います。
ということで、今回は本物のピアノの先生に起こしいただき色々とお話いただきました!
岡安千咲さんです!
みんなで自己紹介した後、下記の流れでお話いただきました。
今回はこちらの中からいくつかのテーマについて抜粋してお伝えしたいと思います。
■ピアノの先生のスケジュール
まずは音楽の先生としてどんな一週間を送っているのか
実際のスケジュールを見ながらお話いただきました。
岡安さんは日曜/月曜はNPOや伴奏の仕事、木~土曜をピアノを教える時間にしています。
「飲み会4時間は普通!」とのこと。。。
岡安さんがピアノの先生として働くにあたって気を付けていることは下記3点。とっても重要です
<ピアノの先生として働くにあたって気を付けていること>
・朝は練習!
・朝ごはんたっぷり
・プライベートと仕事をわける
朝ごはんたっぷりというのは理由があり、レッスンの合間で食べる暇がない時も考慮して、
そして子供たちの元気に負けないためとのこと。なるほど。
■なぜピアノの先生に?
学生の時は「70%以上自分就職するだろう」と思っており、
ピアノの先生は将来の選択肢の1つとしてしか捉えていなかった岡安さん。
しかし音楽専門のカウンセラーと話すことで自分の正直な気持ちがみえ、
音楽を続けるということを肯定的にとらえることができたため
両親ともしっかりお話したうえで音楽と共に生きる道を選択しました。
子供たちが”楽しく”弾いている姿をみるのがやりがい!とお話する岡安さん。
岡安さんも”楽しいオーラ”がでています。
■音大生は武器になる?
「音大で培ったものは社会でも通用する」と断言する岡安さん
岡安さんが考える音大生の強みは主に下記3点。
今の社会人生活でもその強みを発揮しながら楽しく働くことができているようです。
<音大生の強み>
・度胸
本番が多い音大で培った度胸
・続ける力
楽器を続けることで培われた継続力
・直感
アンサンブルでの声楽奏者のブレスを感じるときのような直感。
「直感はアンサンブルのブレスで培った!」というのが印象的でした。
また、「悩んでいるのであれば、まずは相談したほうがいい。人生変わります。」
と力強くお話してくださいました。
上記記載はワークショップのほんの一部。
他にもみんなが気になるピアノの先生の「収入」や「大変なこと」「将来のビジョン」
も包み隠さず、わかりやすく語っていただきました。
このワークショップを機にピアノの先生になることを選択肢の一つに入れて
将来を考える音大生が増えてくれたら我々もうれしいです。
岡安さん、お忙しいところたくさん語っていただきありがとうございました!
※こちらのワークショップは2020/3/1に開催しました。
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ピアノの先生になることも、留学することも、就職することも、音楽NPOが支援します。
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