【音大生の就職活動】音大生が就活でアピールするために必要なたった2つのこと

「私は一般の大学生に比べてアピールする事がないです。何を就職活動でアピールすればよいのでしょうか。」

よく音大生から上記についてご相談いただくことがあります。

実は一般の大学生よりも音大生はアピールできる事は多いです。みなさんがやっている音楽活動はご自身が考えているよりもずっと価値があり、みなさんに力を与えてくれています。

今回は音大生が自分をアピールするために必要となる
音大生の「アピールポイントの事例」 「企業人事との話し方」についてお伝えします。

<アピールポイント事例>

私の周りの音大生は下記をアピールポイント、話のネタとして活用していました。

・合唱団の伴奏を行なった
・チャリティで毎年演奏している
・学園祭での企画を中心となって進めた
・毎日○時間練習するために分刻みのスケジュールを立てている
・自分がリーダーとなってアンサンブルメンバーを集めた
・演奏先からの依頼に応えるために曲目を大幅に増やした
・先生に依頼された飲み会をスムーズにやりとげた
・厳しい先生とのやりとりの中での礼儀作法
・合唱団で培った人をまとめる力
・学園祭でのオペラを実行した企画力
・試験で伴奏10人分をこなしたマルチタスク力
・アンサンブルの人集めの効率化
・ソロでの舞台度胸…などなど

音大生としては当たり前の事かもしれませんが、普段音楽に接する事が少ない大多数の人事の方には新鮮に受け取られる事が多いようです。
自信を持って、上記アピールポイントについて話してください。

しかしながら、企業の方と話すときにはいつものように話すと伝わりません。

 

<企業人事の方との話し方>

企業の人事は音楽大学以外出身の方が多く、音大環境、音楽用語をと知らない方がほとんどです。
学校の事について聞かれたら音大の環境について丁寧に説明し、自身のアピールポイントにしてしまいましょう。

・ゼミはないが門下という制度があるので、専門にしっかり技術を磨き、勉強している。
・先生と1on1でみっちり練習して鍛えられる、そして先生は厳しい方が多い。
・授業で多数の奏者と協力して演奏するので、協調性が身につく
・毎日の練習時間が〇時間・・・など

また、下記音楽用語は企業人事に伝わるよう、翻訳して丁寧に説明するようにします。

・楽典 ⇒音楽の基礎理論
・ゲネプロ ⇒リハーサル
・トリオ ⇒3重奏
・アンサンブル ⇒何人かと演奏・・・など

音大生のみなさんは日々のレッスンで年上の方と丁寧に話すことは慣れており、
コツをつかめば、面談のコツをすぐに掴めるはずです。

なんとなくイメージは掴めたけど、アピールポイントをつくれない、絞り込めない、という方は個別にアピールポイントを見つけるお手伝いをしますので気軽にご連絡ください。

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